「健康診断の数値に異変」の話

「健康診断の数値に異変」の話

前回は「腎臓が健康だった時の話」を書きましたが、今回はその続きとなる「健康診断の数値に異変」の話をしたいと思います。

この話を書くにあたって、健康診断の結果の画像を公開したかったのですが、当時は「こんな残念な結果はいらない」と思い全部捨ててしまいまして、残念ながら手元にありません。

年金の手続きのために過去5年分の健康診断結果を取り寄せたのですが、その時もこのBlogを書くとは思っておらず、コピーをとらずに提出してしまいました。

ということで健康診断の画像はないものの、病院で検査した時の数値はわかっていますので、その数値を交えつつ書いていきたいと思います。

それは2016年の12月頃でした。
会社の定期健康診断の結果が届いたのですが「要再検査」という記載がありました。
しかも「要再検査」は残念なことに1つだけではありませんでした。

まず「要再検査」の記載があった最初の項目が「血糖値」です。
「血糖値」という言葉はよく聞くものの、そもそも「血糖値」が何なのかよくわかっていませんでした。「糖尿病」にいたっては「尿が甘くなると何が悪いの?(ベタ)」位の感覚でした。

ちなみに今はいろいろ調べたり、病院からの指導などもあり少しは理解できるようになってきました。
「血糖値」と「糖尿病」についてはこちらの記事(糖尿病について)をご覧ください。

糖尿病について」の記事でも書きましたが、空腹時で126mg/dl以上、食後で200mg/dl以上だと糖尿病と診断される可能性が高いです。
では、この時の私の血糖値は?というと、驚きの「250㎎超え」でした。
さらに「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」の値は10%前後でした。この値は6.5%を超えると「要治療」レベルの状態ですが、これもまたかなりのマズイ数値です。
ということで再検査の結果、私は「2型糖尿病」と診断されました。
診断の後はまったなしで「2型糖尿病」の治療が始まりました。主に生活の改善と投薬治療です。

「血糖値」の他に健康診断の「要再検査」項目でひっかかったのが「血圧」です。
血圧と高血圧については「高血圧について」の記事で詳しく書いていますのでよろしければそちらもご覧ください。
「高血圧について」でも書いていますが、血圧の上が160mmHg以上、または下が100mmHg以上だと「すぐに医療機関の受診を」レベルです。
では、この時の自分の血圧はというと、上が160で下が100でした。

上が160で下が100です。ちょうどデッドラインの上に乗っかっています。
ちなみに当時夜勤がある仕事をしていて、夜勤空けに測ったときには、上180、下110の時もありました。
この数値はマズイです。検査の結果、「高血圧症」という診断を受け、こちらも投薬治療がはじまりました。

栄養士の方からは「運動不足です!食事にも気を付けてください!もう若くないし、体も若い時よりカロリーを必要としていません!若い時と同じような食生活は改めてくださいね!」と強めの指導を受けました。

この時は、どこかが痛いとかだるくて仕方ないとか、そういった自覚症状はほとんどありませんでした。
本来すぐに食生活をあらためて、運動を行う等の改善をしなくてはいけなかったんですが、自覚症状がないこともありそれをしませんでした。
この時の私は「そのうち気が向いたらダイエットでもすれば良いかな~」という軽い気持ちでいました。
この時の自分に何かいうとしたら「バカか!!今すぐに生活習慣を改めろ!」と言いたいです。
聞いてくれるかどうかは自信がありません。

そんな状態の私が、その後どのような行動をとったかは「体に異変」の話で詳しく書いていきたいと思います。ちょっと自分でも「えっ」と思うくらいなので皆様びっくりするかもしれません。

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