透析開始から8カ月後の状況

透析を開始してからの状況をお伝えします

前回の更新からだいぶ時間が空いてしまい、何かあったのかと心配してくださった方もいるかも知れませんが「ご安心ください。ちゃんと生きております。」

今後もきちんと定期的に更新する予定ですので、どうぞよろしくお願いします。

今回は血液透析を開始してから8カ月たったらどうなったかを書いていきます。

血液透析を始めて8カ月程たちましたが、ちょっとした問題や変わったことなどがありました。

まず、透析を始めた当初の予定では、透析を行う回数は週3回(私の場合は月・水・金)で、1回の実施時間は約4時間で行っていました。

ところが検査の結果、血液中の老廃物が思ったよりも取り切れていないことが判明し、現在は透析時間が5時間になりました。

ちなみに最初のうちは透析を始める時間が朝の9時だったのですが、現在は夕方の4時になりました。
これはたまたま透析センターの都合から時間変更になっただけで、みんながそうなる訳ではありません。
ただ16時から5時間の透析を行うと準備などの時間もあり、透析の終了時刻が22時頃になります。
そうすると結構疲れやだるさを強く感じます。
なお、透析器のダイアライザーも容量の大きいものに変更になりました。

透析時間が変わった当初は体調を崩しがちだったのですが、徐々に慣れてきたのか今は体調も安定してきました。

透析を始めるまでの体調不良や問題は概ね改善されました。
ただ、透析をする前と今ではいろいろ変化したこともあります。

まず、尿の量がかなり減りました。
そもそも飲料水の制限もありますし、腎臓が尿から老廃物を出す代わりに透析をしているので、当然と言えば当然です。
また、風邪の治りが遅くなった気がすることや、逆流性食道炎で胃の入り口にポリープが見つかったりしましたので、免疫や健康の維持機能が弱くなっているかもしれません。

そして、現在のシャントの状態ですが、血管が若干太くなりました。

シャントは脱血用の入り口と返血用の一口の2か所がありますが、右の画像は「脱血」側のものです。
この画像の盛り上がっている部分がシャントの入り口で、ここを角度を変えて毎回利用します。

以前の記事にも書きましたが、シャントは透析をするための重要なものなので、長く使えるように維持管理をする必要があります。


例えば、重いものを持ったり圧迫しないようにする、ばい菌が入らないようにするなどには注意しなくてはいかません。

ちなみに、シャントは詰まることがあり(狭窄ともいう)、シャントが詰まった場合は、血栓溶解療法、血栓除去術、シャント再建などの治療が必要になります。

ということで、おかげ様で透析開始から8カ月程経過しましたが、体調は透析を始める前よりも良くなりました。
ただもちろん健康で正常な状態ではありませんので、生活していく上での注意などはあります。
今後も状況の報告や変化があった点、体重や気を付けていることなどを記載していきたいと思います。

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