「腎臓の病気とは」
今回は「腎臓の病気」についてお話したいと思います。
このホームページを出すにあったって、自分でもいろいろ調べてみましたが、腎臓病は非常に多くの種類があるそうです。
自分は専門家ではありませんので、詳しい症状や治療方法は、学会や協議会のサイトでご確認頂くのが良いと思います。
ということで簡単に説明していきたいと思いますが、医療にかかわる話は絶対に誤った情報は載せられませんので、しっかり調べて記述させていただきます。
まず腎臓の病気は、大きく分けると「原発性」と「続発性」に分けられます。
「原発性」は腎臓そのものが原因で病気になるものをいい、「続発性」は「糖尿病」「痛風」「高血圧」「膠原病」などの他の病気が起因となって腎臓の病気になるものをいいます。
さらに、腎臓病は「急性」と「慢性」に分けられます。
この「急性」と「慢性」は大きく違いがあり、とにかく「急性」で対応することが重要です。
腎臓病は初期の段階では、あまり症状が出ないことが多いので、悪くなっていることに気付きづらいのですが、むくみや血尿がでたらとりあえず検査をするべきです。
そして初期のうちに対処すれば、慢性へ移行する前になんとかできる場合も多くあります。
慢性腎臓病と一言で言ってもたくさんあり、代表的なものだと「ネフローゼ症候群」「慢性糸球体腎炎」「慢性尿細管間質性腎炎」「慢性腎盂腎炎」「アミロイド腎」「家族性若年性高尿酸血症性腎症」「常染色体優性尿細管間質性腎疾患」「ネフロン癆」「腎血管性高血圧」「腎静脈血栓症」「腎動静脈瘻」「尿細管性アシドーシス」「ギッテルマン症候群」「バーター症候群」「腎尿管結石」「慢性腎不全」「腎奇形」「尿路奇形」「萎縮腎」「ファンコーニ症候群」「ロウ症候群」と、資料を見て記述するだけでも大変です。
ここに書いた病名はさらに細分化されているものもあります。
「慢性腎臓病」だけでもこんなにあって、これらを症状まで把握して、診断して、やさしく患者さんやご家族に説明して、治療方針をたてて、治療の準備をして・・・お医者様ってすごいですね!
患っている側からすると、医者様の大変さとありがたみは当然感じていますが、これからはもっと感謝しなければいけないと改めて思いました。
でも、実際は痛みと戦っているので、お医者様の苦労のことなど全然考える余裕はありませんでしたが・・・。
ところで腎臓の病気を調べると「急性腎不全」と「慢性腎不全」という言葉がよく出てきますが、これらは病名というよりは、腎臓病をまとめて表した腎臓の状態を表した呼び方とも言えるようです。
ちなみに「慢性腎不全」を「CKD(chronic kidney disease)」ともいいます。
これについては次の回で自分の症状も交えて書いていきたいと思います。
とにかく初期症状が出たかもしれないと思ったらすぐに検査しましょう!